不登校によりよく対応し、引きこもりを予防する
不登校と向き合い豊かな経験を持つ高橋良臣が不登校・登校拒否の本質を語ります。不登校の投げかける問題の根底にある人と人との関係。学校と子どもとの関係。幾重にも折り重なった誤解と思い込みの悪循環を、高橋氏の深い経験に根ざした生きた言葉が解きほぐします。日々の対応で役立つヒントはうなずけるものばかりです。
●登校拒否文化医学研究所代表
●臨床心理士
静岡県の(通称)デンマーク牧場に牧師として着任。そこで後に登校拒否の状態として知られる子どもたちと暮らし始める。これは不登校に全人格的にかかわったわが国における初期の例としてひろく知られる。立場を超えたすべての人々の気持ちを代弁する助言と子どもたちの力を信じるアドバイスは多くの信頼を得ている。
立ち止まる子どもたち。不登校の子どもたちが託すメッセージは、ひょっとすると大人たちもどこかで発しようとしているメッセージなのかもしれません。第2部では、より広い視野で石川憲彦が子どもの「身の守り」と大人の「見極め」について語ります。普段は子どもと関わることの少なかった父親にも理解していただきやすい内容です。ご家族、学校の先生にもご活用できる知恵がたくさん入っています。
●林試の森クリニック院長
●児童精神科医
障害をもつ子どもを支える運動に関わるなか、医療と教育について関心を持ち続ける。不登校に接して「身を守る」子どもたちの存在に出会う。NHKラジオ教育相談での人間性に富んだ回答が深い共感を呼ぶ。
不登校のトンネルを抜け出たときに、あふれ出た大人と子のホンネ。大人と子の和解、すべてを脱ぎ捨てた親と子の交流。不登校についてこれほど率直に胸を開いて語る映像はあっただろうか。子は小学校2年生から不登校。死を考えたこともあったが親は気づけない。親は子どもの友だちをつくろうと親の会と子ども会をつくる。様々な気づきを得て親が語ります「親も子も、もっと楽に生きましょうよ」と。
「このビデオでは、子どもが学校へ行かなくなって困っている親の素朴な疑問に私たち親子がひとつずつ答えるというかたちになっています。学校の先生にも親にも、体験者のおもいが伝えられたら幸いです。」
「反省ばかりで人生で助けられる事の多いボクが考えてきたことの一部ですが、親子で話す時の参考にしていただければ幸いです。」